バジャンとシバ・サイ・マンディール・ミュージック

スリ・カレシュワーラの指導による

スリ・カレシュワーラ・ソウル・ユニバーシティにおけるバジャンとインド音楽についての研究

ペヌコンダのシバ・サイ・マンディールでの夜のバジャン――純粋な喜びです

ペヌコンダ、シバ・サイ・マンディールのバジャン

夜のバジャンを指導するスリ・カレシュワーラ

「どんなアシュラムでも、どんな場所でも確かめてみてください。このような種類のリズムはどこにも見つからないでしょう。これは、穏やかで心地良く簡単なので、誰もが口ずさむことができます。歌うことができます。歌うことになります。穏やかな音楽に自分を同調させると、もちろん、あなたの思考や行動や暮らしなどすべてが穏やかになるでしょう」――スリ・カレシュワーラ

　シバ・サイ・マンディール流のバジャンを学ぶことは、理論と実践の両方における深遠な訓練です。バジャンは、内なる法則に沿っており、インドの伝統の古代から伝わる知識を基に作られています。この知識において、音の波動による癒やしの側面と、音の波動が肉体と思考とハートと魂に及ぼす影響が指摘されています。バジャンを歌うと、本当の自分が分かり始めます。バジャンを歌うことによって、根本的に、あなたは神のエネルギーにつながり、私たちが皆ひとつだということが分かるようになります。宇宙エネルギーと交わること、神と一体化することは、私たちの魂にとって、究極の最終目標です。バジャンを歌うことは、その目標に到達する道なのです。

　私たち一人一人の魂とハートにはリズムがあります――人間の性質を表すリズムです。私たちが誰なのか、どうしてここに来たのか、ここからどこへ行くのかという根源を示すリズムです。そのリズムを演奏することができる人は誰でも、人類を引き上げることができます。バジャンの内なる仕組みによって、人は、変化をもたらす神聖なエネルギーを生み出し、送り、受け取ることができます。

　バジャンを歌うことは、自分にとっても、ほかの人々にとっても、とてもパワフルなヒーリングになります。スリ・カレシュワーラは、それをサンギータ・プラクシャラナ――美しい音楽を聴くこととによるハートのヒーリングと呼んでいます。

　バジャンの先導者であり先生でありペヌコンダ、シバ・サイ・マンディール・ミュージックの演奏者であるグスタフ・ヴィグネーシュワラさんとサビーナマイさんは、バジャン音楽が自分たちの人生にもたらした変容力のあるヒーリングをこのように表現しています。 「バジャンを通じて、私たちは宇宙エネルギーへのつながりとその力を体験しました。バジャンには人々を変化させる途方もない力があります。私たちこそが、バジャンの力を示す生きた手本です。バジャンは、私たちが、より誠実な、落ち着いた、清らかな、輝いた、幸せな、献身的な、全託した、正直な、愛のある人間になる助けとなり、そこにいるということ、その瞬間と空間にいるということが意味することを教えてくれています」

　スリ・カレシュワーラは、この形式の美しい癒やしの音楽が地球に確実に残るようにペヌコンダのシバ・サイ・マンディール・ミュージックが強い根を張らなければならないとはっきりと述べています。

　――Excerpted and retranslated from kaleshwar.org